安全・緊急対応中級読了時間: 約12

夏のお出かけ熱中症対策ガイド

愛犬を熱中症から守るための夏のお出かけ完全ガイド。暑さ対策、水分補給、危険なサイン、応急処置まで獣医師監修で解説。

公開日: 2024-01-01更新日: 2025-01-30
1

犬の熱中症リスクを理解する

犬は人間よりも熱中症になりやすい動物です。汗腺が肉球にしかなく、主にパンティング(口を開けてハァハァする呼吸)で体温調節をするため、高温多湿の環境では体温を下げにくいのです。

ポイント

  • -犬の平熱は38〜39度。40度を超えると危険
  • -短頭種(パグ、ブルドッグなど)は特にリスクが高い
  • -黒い毛色の犬は熱を吸収しやすい
  • -肥満、シニア犬、子犬も要注意

注意

  • !気温25度以上、湿度60%以上で熱中症リスクが上昇
  • !「涼しいから大丈夫」と油断しない
2

お出かけの時間帯を選ぶ

夏のお出かけは、早朝(日の出〜8時頃)または夕方(18時以降)の涼しい時間帯を選びましょう。日中の外出は極力避けます。

ポイント

  • -早朝5〜7時は最も涼しく安全
  • -夕方でもアスファルトの温度に注意
  • -屋外ドッグランは朝一番がおすすめ
  • -屋内施設(冷房完備)を活用する

注意

  • !10〜16時の外出は極力避ける
  • !曇りでも油断しない(湿度が高いと危険)
3

アスファルトの温度をチェックする

夏のアスファルトは60度以上になることも。愛犬の肉球が火傷する危険があります。お出かけ前に必ず地面の温度を確認しましょう。

ポイント

  • -手の甲を5秒間地面につけてチェック
  • -熱くて5秒持たなければ散歩は中止
  • -芝生や土の道を選ぶ
  • -肉球保護靴を活用する方法も

注意

  • !アスファルトでの肉球火傷は深刻
  • !マンホールや金属部分は特に高温
4

冷却グッズを活用する

様々な冷却グッズを活用して、愛犬の体温上昇を防ぎましょう。

ポイント

  • -クールバンダナ(首に巻くタイプ)
  • -クールマット(お腹を冷やす)
  • -保冷剤(タオルに包んで)
  • -クールベスト(体全体を冷やす)
  • -霧吹きで毛を湿らせる

注意

  • !保冷剤は直接皮膚に当てない
  • !冷やしすぎにも注意
5

こまめな水分補給を行う

夏は特にこまめな水分補給が重要です。15〜20分ごとに水を飲ませる習慣をつけましょう。

ポイント

  • -携帯用給水ボトルは必須
  • -冷たすぎない水を用意(10〜15度程度)
  • -飲みたがらない場合はおやつに水分を含ませる
  • -犬用スポーツドリンクも活用

注意

  • !一度に大量に飲ませない
  • !氷水は胃腸に負担
6

休憩をこまめに取る

夏のお出かけは、通常より多めに休憩を取りましょう。日陰や冷房の効いた場所で休ませます。

ポイント

  • -15〜20分歩いたら休憩
  • -日陰のベンチ、木陰を探す
  • -コンビニやお店の入口(冷房が漏れる)も活用
  • -愛犬のペースに合わせる
7

熱中症のサインを見逃さない

熱中症の初期症状を見逃さないことが、愛犬の命を守ります。以下のサインが出たら要注意です。

ポイント

  • -激しいパンティング(呼吸が速い)
  • -よだれが多い、粘り気がある
  • -ぐったりしている、元気がない
  • -歩きたがらない、立ち上がれない
  • -舌や歯茎が赤い(または白い)

注意

  • !これらの症状が出たら即座に対応
  • !放置すると意識障害、痙攣、死亡の危険
8

熱中症の応急処置を知っておく

万が一熱中症の症状が出た場合の応急処置を覚えておきましょう。処置をしながら、すぐに動物病院へ向かいます。

ポイント

  • -日陰や冷房の効いた場所に移動
  • -水をかける(氷水は×、常温〜ぬるま湯)
  • -首、脇の下、内股を重点的に冷やす
  • -うちわや扇風機で風を当てる
  • -意識があれば少量の水を飲ませる

注意

  • !急激に冷やしすぎない(低体温症の危険)
  • !自己判断で放置せず、必ず動物病院へ

よくある質問

Q. 何度以上だと外出は危険?

A. 目安として、気温30度以上、または気温25度以上かつ湿度60%以上は危険です。ただし、犬種や個体差もあるため、愛犬の様子を見ながら判断しましょう。

Q. 短頭種の夏のお出かけは?

A. パグ、ブルドッグ、フレンチブルドッグなどの短頭種は熱中症リスクが特に高いため、夏の日中の外出は控えましょう。冷房の効いた室内や、早朝・夜間の短時間のみがおすすめです。

Q. 車内での熱中症対策は?

A. エアコンは必須。直射日光を避けるサンシェードを使用し、こまめに水分補給を。たとえ数分でも、車内に犬を置き去りにするのは絶対にNGです。

関連ガイド

愛犬とのお出かけを始めよう

このガイドを参考に、愛犬と一緒にお出かけを楽しみましょう。 犬同伴OKのスポットをDogoで探してみてください。